プラント「おや、お客さん…、え?面白い話と酒をくれって?いいでしょう…。」
プランとは酒を出しつつ、語り始める…。

昔、ハンターと呼ばれる、強いポケモンと戦う事に命をかけるポケモンがいました、その中には相手を殺して御尋ね者になる者もいました。
その中でも一風変わっていた、ピカチュウのハンターがいました、彼は倒した相手を回復させ、優しく言葉をかけてから帰らせるという、ハンターではありえない行動でした。
ある日、そのハンターのもとに、一匹の白いリオルが現れました、そのリオルは探検隊でした。
リオル「お前がこの辺に居着いているハンターか!」
ピカチュウ「俺を倒しに来たのか…、やってみろ!!」
リオル「え…!?ちょ!?」
ピカチュウは手にもった刀で切りかかりました、リオルはそれをさっとかわして、蹴りを一発当てました。
ピカチュウ「グッ!?」
リオルはそのまま、(波動弾)を命中させました、が、ピカチュウも負けません。
ピカチュウ「やるな…!貴様、俺を本気で…、殺しに来たのか…?」
リオル「違うよ…。」
ピカチュウ「何…?」
リオル「君を…、仲間にしにきたんだ。」
ピカチュウ「は…?」
リオル「君にはお姉さんがいるだろう?聞いたんだ、君は優しいって。」
ピカチュウ「…!しかし…、俺はハンター!戦うことこそ宿命!仲間にしたいなら、俺を倒せ!」
ピカチュウは連続で切りかかりました。
リオル「グウウウウウ!!??」
そのリオルは倒れました、がそのリオルは立ち上がり、そのピカチュウを抱きしめました。
ピカチュウ「お前!離せえええ!!!!!!????????」
リオル「…嫌だ。」
ピカチュウ「離せ!離せえええ!!!!!!」
リオル「僕は…、君に言いたいことがある。」
ピカチュウ「何…?」
リオル「君は…、寂しいのかい…?」
ピカチュウ「そんなこと…!」
しかし、ピカチュウの目から涙が溢れていました。
リオル「…友達のなろうよ…?」
ピカチュウ「…ッ!?」
リオルはピカチュウを強く抱きしめました。
ピカチュウ「あ…、ああ…。」
ピカチュウは刀を捨て、リオルを抱きしめました…。
その後、2匹は親友となり、あらゆる事件を解決、色々な仲間と出会い、有名な探検隊となりました…。

客「その後の2匹は…?」
プラント「今も、とっても仲良くしていますよ。」
客「そうか、ありがとう…。」
客は会計をすまして、店を出た…。
プラント「そう…今も。」
プラントはテーブル席で話している、ライチュウルカリオが進化した存在を見つめていた…。
その2匹は、笑顔だった。

                                             end